ベロッティ先生。 ― 2008年11月01日
これも先日。
教会で「レクチャーコンサート」という名目で、
世界的なオルガン奏者、
エドアルド・ベロッティさんを迎えての演奏会があった。
その名の通り、最初に演奏曲目についてベロッティ先生から解説があり、
その後、演奏がなされるという形式だった。
この演奏会には教会の聖歌隊も参加していた。
実は、その聖歌隊の中に私の妻も在籍しているのだ。
ベロッティさんと共演!である。
よい共演だった。実際、他の方からも好意的な感想を聞いた。
ベロッティさんのサイドから共演の依頼があったと聞いていた。
より聖歌隊にはプレッシャーのかかる話である。成功、おめでとう!!
(「成功」という言葉は余り好きな言葉でないが、ここではいいだろう。)
どの演奏にも聞き惚れて、楽しんでいた私だったけれど、
最後に演奏された、J. S. バッハのフーガ(BWV582/2)には、
驚きを伴った感動を覚えた。
その一つ前の曲が、J. クーナウという作曲家のもので、
それは「ギデオン」(の活躍)をテーマにした曲で、
とても面白いものだったのだが、
次のバッハの曲になって、あっと声をあげてしまった。
明らかに何かが違うと感じた。クーナウの曲もいいのだが、
次のバッハで、恥ずかしながら少し涙を流してしまった。
こういうとき、音楽の深みに、
私のような者でもほんの少しは触れることができたのかな、と思う。
いや、先日の高野さんの演奏でも泣いたけれど、
そのときも音楽の何かに触れ得たのかなと思っている。
音楽とは何とも素晴らしい! 素晴らしい!
最後になりましたが、
遠くから来て下さった方、ありがとうございました。m(_ _)m (^ ^)
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